●会社防衛という認識はなぜ必要か?
CRISIS MANAGEMENTを危機管理、RISK MANAGEMENTを危険管理
危機管理は国家レベル・危険管理は企業・個人レベルの問題と言う説があります
クライシスは国家など人間集団の存亡の問題であり、リスクは損得・利害得失の問題という 考えもあり定義づけさえコンセンサスを得ていません。(リスクマネージャー=経営危機管理士、 リスクマネージメント=危機管理など表現も一定していない)

私の会社防衛(corporate defence)というテーマはこうした一般論ではなく、 「自分の会社がターゲットにされて、社の内外から意図的に攻撃を受けた場合」の 具体的な対処の仕方について認識を高めようとするものです。
詐欺、乗っ取り、背任・横領、脅迫、内紛・スキャンダル、誘拐、人材スカウト、機密漏洩、 のような事です。

その中で今回は社内で起こる様々な不正行為と企業介入暴力、詐取されての貸し倒れと倒産を取り上げます。

・社内不正とその防衛策
「我が社に不正などする社員はいない」と盲信するのがよい経営者でしょうか?
会社の不正行為は経理部門に限らず全部門で常に発生していると意識しなさい・・というと、 それでは社員をいつも疑っていなければならず社員との「よい人間関係」を作ることができないのでは? ということになりますが、
「信用できる社員かどうかを鑑定する鷲のような鋭い目(eagle eyed)を持つ」ことと「社員を大事にする心の 暖かさ」とは矛盾しません。

社内不正の実態や不正に対する会社の防衛策については、メールやお電話等でご相談をお受け致します

・企業介入暴力
平素からの防衛対策
1.平素から有事即応体制を整備
2,「担当者」を決めて、研修をつみ対応能力の向上を図る
3.「応対場所」を決めておく。密室を避け、つい立てなどで仕切をした場所がよい
4.数社で集まって勉強会を作り、警察の指導を受ける
5,仮処分について認識しておく

具体的は対応の仕方については、メールやお電話等でご相談をお受け致します

続く・・・




●上手な倒産、下手な倒産
会社が危機に直面したとき、経営者の判断能力は20%位まで低下しています。
(同じことをド堂々巡りで考えているだけでなんら対策も結論もだせず時間だけが過ぎてしまい、多くの経営者が正反対の選択をして最悪のコースをたどってしまいます)

危機に直面してから倒産するまでなす術もなく、成り行きに流されている経営者を励まし倒産後に備えて上手な 整理をサポートします。
再建が困難な場合は上手な会社整理を助言します


上手な倒産と下手な倒産は天と地ほど違います。
倒産しても生きていかねばなりません、家族の生活を守らなければなりません。
上手な倒産なら倒産後まもなく、生活するために、また事業を再開するために、あるいは新規事業のスタートに立ち上がれます 。

下手な倒産では債権者の執拗な取り立てに遭い、また債権処理のため身も心もボロボロになり、食べるための職につくこともできず、ましてや事業の再開などおよびもつきません 。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍になるなど体を壊し、さらには自殺する経営者も後を断ちません。

下手な倒産は債権者も望みません、無駄とは思っても回収のアクションを起こさなければならないからです。

危機に直面したとき、最も必要なことは利害関係のないサポーター(アドバイザー)が側に居てくれることです。

危機に直面した経営者のサポーターを数多く勤めた経営コンサルタントがご相談をお受け致します。
お気軽にご相談下さい。
経営コンサルタント 
office@relief.co.jp







TV東京 開運!なんでも鑑定団 出演内容紹介
〈2001年7月24日放送〉
ルソンの壺

●エピソード
「お宝は、600万円の座卓と取り換えたルソンの壺。最低でも1千万円以上と思っていました・・・。」

本人評価額
\10,000,000


OPEN THE PRICE!! \100,000
●鑑定評価額
安土桃山時代の本物。およそ550年前の中国で作られ、ルソン経由で日本へ入ってきた「ルソンのつぼ」である。おそらく戦国時代は今でいう50億円くらいの高額で取引されていたものである。底にある花押はおそらく戦国大名、武士のものが2名分。町民のものが1名分。しかし茶道具としては、過去ものになってしまい、戦国時代から江戸時代にもてはやされたころの「お宝」ではなくなってしまっている。茶道具としては明治以降、茶碗や茶入れという小さなものに人気が出、茶壷は、日本の文化の中で消え行く美術品となってしまった。また、依頼品は茶道具としての必要条件である、ものの持つ歴史を証明するような箱や書付が全くないため、この程度の価格にしかならない。いわゆるコウチの飴釉のつぼでしかなくなり、いわゆる元の雑器と同じ扱いになってしまうのである。
       


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